1月9日、和合の人たちでどんと焼きをやりました。
まず芯になる長い竹を立てて、その中に薪や太い竹をくくりつけます。
年始6日に降った雪が、日陰の畑ではまだだいぶ残っています。
年々動ける人も少なくなっていて、最初の竹を立てるのにも一苦労です。
集落によっては焚き物を集めただけで、火をつけるところもあるようです。
昔は子どもたちだけで作ったという話しを聞いていますが、遠い世界の話しのようです。
その後、ヒノキ、スギ、松の青い葉を飾りつけ、一番外側に家々から集めた正月飾りや書初めなどを置いていきます。
昔は15日の小正月の行事でしたが、15日の成人の日の休日が移動したので、それ以来不定期に開催されています。
夕方から点火。
倒れて熾火になったところで、お餅やイワシなどを焼いて楽しみました。
ここから巾川のワセグリという家へ歩き、その家の前から急な山道を一気に登ります。
昔はこの道を通って家から田んぼまで通っていたという話も聞きました。
本来の道は倒木が激しく先へ進めないとのことで、沢を渡ってう回路を行きました。
アスファルトの緩やかな道をおしゃべりに花を咲かせながらゆっくりと行きました。ちょうど紅葉真っ盛り。贅沢な紅葉狩りのツアーです。
見晴らしの良い田代で早めのお昼ご飯。お日様の光を浴びながらの外ご飯は最高です。
和合小学校では3年前から地域の産業を学ぶ総合学習の時間に高学年が炭焼きの授業を行っています。
今の卒業生が炭焼きをやりたいと先生にお願いし、当時の和合在住の用務員さんがドラム缶で炭焼き窯を手作りしてくれて実現しました。
もう3年目とあって先生たちも経験を積んできて毎年工夫を加えています。
とはいっても学校の先生だって炭焼きは初心者。
近所に住む炭焼き名人が先生となって指導に来てくださいました。
雪が降る中、炭焼きの授業の開始です。
炭にする薪は去年の卒業生が山で伐採してきたもの。隙間なく窯に詰めていきます。
薪が入ったら赤土で隙間を埋めて蓋をし、さらに土を乗せて密閉していきます。
わずかな隙間や空気の通り道が炭の出来に影響するそうです。子どもたちも先生も真剣そのもの。
最後に火入れ。和合の子どもたちは日常的に火を扱っている家が多いので、火おこしは得意中の得意。
すぐに火がついて白い煙がえんとつからもくもくと出始めました。
ここから数日かけて火の具合を見ながらじっくりと炭を焼いていきます。今年の出来上がりも楽しみです。
一昨日10日に、どんと焼き開催しました。
新型コロナで多くの行事がなくなる中、野外で行うどんと焼きは密にはならないし、寒くて短い時間で終わるのでひとまず安心です。
上和合の畑は、今の時期は一番陽当たりが短い季節。
降った雪も解けずに凍っています。
高いところにダルマを飾ってご満悦。
和合地区は例年、和合小学校と和合地区との合同で運動会があります。
小学生、家族、地域の方、先生、みんなが参加者となり、主役となり駆け抜けたかけっこ。
小学校に入る前の小さい子たちも楽しんだ玉入れ。
子どもも大人も力を合わせてたすきをつないだ紅白リレー。
どれもが見せ場であり、応援にも熱が入りました。
最後は恒例の校歌ダンス。
校庭一杯に大きな輪が広がりました。
快晴の素晴らしい運動発表会でした。
来年は地域合同の和合大運動会が開催できることを願って!
昨日、10月2日は、巾川の熊野社のおまつりでした。
鳥居や神社のしめ縄や御幣を新しいものに変えて、禰宜様(ねぎさま)にみことのりをあげてもらいます。
熊野社の下のほうに、6つの神様が祀ってあります。
巾川区のみなさんとなおらい。
参加する人もだんだん少なくなっています。
和合小学校の子どもは全員で7名です。
そこで和合の学区の全ての家がPTAの会員です。
今日は、秋のPTA作業が行われました。
学校周囲の草刈り、花木の剪定、プール清掃など地域の人が集まって仕事します。
校長先生とPTA会長の挨拶で始まります。
学校の下の県道沿いの急斜面の草刈り。
子どもたちが中心になってプール清掃。
綺麗になりました。
例年、暑い中の仕事が終わると慰労会でビールのお楽しみがありますが、今年はコロナ対策で慰労会は残念ながら中止。(慰労会があったら、今日は記事をアップロードできませんでしたが、、、。)
毎年秋の作業で綺麗にした学校で和合地区の運動会がありますが、来月の和合大運動会もコロナの影響で中止となります。
和合地区では、親子山村留学を随時募集しています。
詳しくは下記ページにて
https://wagou-camera.nagano.jp/ryuugaku
一昨日、4月2日は巾川にある熊野社の春のお祭りでした。
国道151号線から和合へ入ってすぐに熊野社の入り口があり、そこから細い急な坂道を登っていきます。
坂の途中に咲いていた桜。今年は早く咲き出しました。
朝、7時過ぎから集まった巾川の人たちが、お宮の周りを掃除しています。
去年の秋に飾った締め縄や御幣、榊を外してきれいにします。
手前左にある小さなやしろは、中山様という神様がまつってあります。
お昼に禰宜様(ねぎさま:神職のこと)が来ました。御幣や榊を持ってきてくれました。
新しい締め縄や榊、語弊を飾ってお祭りの準備が整いました。
中山様の中にはおいなりさんがいます。
禰宜様が詔をあげて祭りが始まりました。
巾川の人たちが玉串をお供えします。
お祭りのあとはなおらいです。
風通しがよくて、かなり寒いです。
熊野社に登っていく途中に、蚕玉さまほか神様がまつってあり、そこにも御幣をお供えしました。
おそおそな紅葉が色づき始めた秋の散歩日和。
熊野社から田代に小一時間の「話の坂」歩きを楽しみました。
西尾實先生も通ったという道。
ボウズ茸もありました。
到着した田代は草刈りがゆきとどき、庚申様もまつってあり
なんとも癒される暮らしの風景でした。
田代に産まれ育ったタカコさんが
ボウズ茸のお土産をみんなに分けてくれて
子供の頃この道を通った思い出話をしてくれました。
旧道歩きツアーは防災も念頭に、車の道が不通になった時のために
学習の機会も兼ねているとのこと。脱帽。