和合は今の国語教育の基礎を創った西尾実先生の生まれ育った場所です。
その西尾先生が子どもの頃、分校から本校まで通ったとされる旧道を歩くツアーに参加しました。
集合場所は和合小学校の帯川分校跡地。
大イチョウの木の下からスタートです。
ここから巾川のワセグリという家へ歩き、その家の前から急な山道を一気に登ります。
昔はこの道を通って家から田んぼまで通っていたという話も聞きました。
一気に息が上がり、昔の人の健脚ぶりに頭が下がる思いです。
ところどころ紅く色づく葉に元気付けられ、さらに上を目指します。
途中は倒木がありワイルドな道のり。
本来の道は倒木が激しく先へ進めないとのことで、沢を渡ってう回路を行きました。
本来の道は倒木が激しく先へ進めないとのことで、沢を渡ってう回路を行きました。
落石に注意しながら慎重に進みます。
一番の難所を抜けると見晴らしのよい町道へ出ました。ここまで来るとほっとします。しばし休憩。
ここは黒田というところです。
アスファルトの緩やかな道をおしゃべりに花を咲かせながらゆっくりと行きました。ちょうど紅葉真っ盛り。贅沢な紅葉狩りのツアーです。
見晴らしの良い田代で早めのお昼ご飯。お日様の光を浴びながらの外ご飯は最高です。
あとは下るばかり。眺望の良いスポットからは雪をいだたく南アルプスの姿も！話の坂を下っていくと集落が見え始めゴールは目の前です。
ゴールの本村の熊野神社へ着き、無事に帰ってきたことを神様に報告しました。
西尾先生の歩んだ道すがら、和合の言い伝えの場所に立ち寄りながら和合をより知ることが出来た山歩きツアーでした。
