和合の田んぼの季節が始まりました。
今日は三度の共同作業所での稲作の最初の作業の籾まき。
稲の種である、種籾を育苗箱にまく仕事です。
小学校の子どもたち、先生たちも授業の一環で一緒に作業しました。
高学年の子たちは毎年の経験を重ねていて立派な作業員として働いてくれています。
低学年は籾に興味津々。
初めての農作業にも張り切って取り組んで作業がぐんぐん進みました。
暖かい日が続いたので芽出しをしていた籾の芽がもやしのように伸びていてびっくり!天候は毎年違うので毎年予想通りにいかないところが農作業の難しさであり面白さでもあります。
この籾まきが始まるといよいよ田んぼが始まると気が引き締まります。豊作になりますように。願いを込めてみんなで顔を合わせて作業をするこの時間が和合の田んぼのはじまりです。
コロナ禍が続いて学校と地域の交流が制限される中、こうした作業を通じての交流はより貴重なものとなりました。地域の方と子どもたちの大切な交流の機会が続いていきますように。
和合小学校で今年で3度目の炭焼き体験学習が行われました
炭焼きの様子はこちら
和合小学校では親子山村留学の受け入れを行っています。
米作りや炭焼きの体験授業も充実しています。
南信州の自然豊かな学校でのびのびとした学校生活を送ってみませんか?
詳しくはこちら。
https://wagou-camera.nagano.jp/ryuugaku
今年で3度目となる和合小学校での炭焼きの授業が行われました
例年は5、6年生が担当しますが、今年は3,4,5,6年生が担当して、炭の材料の木材の運び出しから薪割りまで準備を行いました。
材料は地元の方の山から分けていただきました。
炭焼き指導も地域の方。
地域の方の協力があって成り立っています。
和合はかつては炭の産地として賑わっていました。
50年ほど前ならば、日本中の里山で暮らしの中の風景として炭焼きはあたりまえだったのでしょう。
そのころのお話も聞きながら、点火作業、赤土で隙間を埋める作業と分担してみんなで協力して作業を進めていきました。
炭焼きはけむりの匂いや色で進み具合を判断する感と経験に頼る作業。
地域の炭焼き名人に教えてもらい、何度も煙の様子を見に放課後も学校に通いました。
夜になってもなかなか煙の色が変わらず、担当の5年生はいつもの寝る時間を大幅に超えて眠い目をこすりながら炭の点検にがんばりました。
夜10時半の点検時にようやく煙が透明になり、煙突と釜口を閉めて窯を密閉しました。
炭の取り出しは一週間後。仕上がりがとても楽しみです。
ここから巾川のワセグリという家へ歩き、その家の前から急な山道を一気に登ります。
昔はこの道を通って家から田んぼまで通っていたという話も聞きました。
本来の道は倒木が激しく先へ進めないとのことで、沢を渡ってう回路を行きました。
アスファルトの緩やかな道をおしゃべりに花を咲かせながらゆっくりと行きました。ちょうど紅葉真っ盛り。贅沢な紅葉狩りのツアーです。
見晴らしの良い田代で早めのお昼ご飯。お日様の光を浴びながらの外ご飯は最高です。
入り口ではすみれや水仙もお出迎え。
階段を登っていくと先には桜のパレード。
誰もいない境内を鳥の声を聴きながらのお花見は風情があります。
境内の枝垂れ桜も空一杯に枝を拡げてその美しさを誇っています。
和合の春を満喫しています。
2月27日(土)~3月5日(金)までの一週間
和合最古の屋敷、指定文化財として保存されている宮下家にて
土雛祭りが行われています。
土雛だけでなく、7段飾りのひな人形や家主さんの奥様による手作りのつるしびな飾られています。
とても華やかな空間に子どもたちもうっとり。
土雛はお雛様だけでなく、昔話に出てくる主人公や七福神、高砂人形など多彩。
昔は子どもが生まれると土人形を贈る風習があったそうで、宮下家や和合の各家に保管してあった土人形が寄付され、ここに集まっているとのこと。
色も鮮やかで、保管状態がよく、目を楽しませてくれます。
お庭には福寿草が咲いていて、梅のつぼみもほころびかけていました。
池の水は凍っていましたが、もう春の訪れを感じさせてくれます。
和合小学校では3年前から地域の産業を学ぶ総合学習の時間に高学年が炭焼きの授業を行っています。
今の卒業生が炭焼きをやりたいと先生にお願いし、当時の和合在住の用務員さんがドラム缶で炭焼き窯を手作りしてくれて実現しました。
もう3年目とあって先生たちも経験を積んできて毎年工夫を加えています。
とはいっても学校の先生だって炭焼きは初心者。
近所に住む炭焼き名人が先生となって指導に来てくださいました。
雪が降る中、炭焼きの授業の開始です。
炭にする薪は去年の卒業生が山で伐採してきたもの。隙間なく窯に詰めていきます。
薪が入ったら赤土で隙間を埋めて蓋をし、さらに土を乗せて密閉していきます。
わずかな隙間や空気の通り道が炭の出来に影響するそうです。子どもたちも先生も真剣そのもの。
最後に火入れ。和合の子どもたちは日常的に火を扱っている家が多いので、火おこしは得意中の得意。
すぐに火がついて白い煙がえんとつからもくもくと出始めました。
ここから数日かけて火の具合を見ながらじっくりと炭を焼いていきます。今年の出来上がりも楽しみです。
和合地区は例年、和合小学校と和合地区との合同で運動会があります。
小学生、家族、地域の方、先生、みんなが参加者となり、主役となり駆け抜けたかけっこ。
小学校に入る前の小さい子たちも楽しんだ玉入れ。
子どもも大人も力を合わせてたすきをつないだ紅白リレー。
どれもが見せ場であり、応援にも熱が入りました。
最後は恒例の校歌ダンス。
校庭一杯に大きな輪が広がりました。
快晴の素晴らしい運動発表会でした。
来年は地域合同の和合大運動会が開催できることを願って!
和合の夏と言えば「川遊び」
今年は7月の長雨でしばらく川遊びがお預けだったのが
8月に入ってからの猛暑猛暑で川遊びシーズンは9月までずれこみ
今日も昼間気温が30度を超えると、子どもたちから「川行きたい!」との声がかかります。
向かった先は学校の近くの飛び込みスポット「輪淵」
泳ぐにももってこいの深さがあり、飛び込み岩もある人気スポット。
近所の小中学生が集まっていました。
和合にはあちこちに花桃の木が植えてあります。