今年で3度目となる和合小学校での炭焼きの授業が行われました
例年は5、6年生が担当しますが、今年は3,4,5,6年生が担当して、炭の材料の木材の運び出しから薪割りまで準備を行いました。
材料は地元の方の山から分けていただきました。
炭焼き指導も地域の方。
地域の方の協力があって成り立っています。
和合はかつては炭の産地として賑わっていました。
50年ほど前ならば、日本中の里山で暮らしの中の風景として炭焼きはあたりまえだったのでしょう。
そのころのお話も聞きながら、点火作業、赤土で隙間を埋める作業と分担してみんなで協力して作業を進めていきました。
炭焼きはけむりの匂いや色で進み具合を判断する感と経験に頼る作業。
地域の炭焼き名人に教えてもらい、何度も煙の様子を見に放課後も学校に通いました。
夜になってもなかなか煙の色が変わらず、担当の5年生はいつもの寝る時間を大幅に超えて眠い目をこすりながら炭の点検にがんばりました。
夜10時半の点検時にようやく煙が透明になり、煙突と釜口を閉めて窯を密閉しました。
炭の取り出しは一週間後。仕上がりがとても楽しみです。