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どんと焼き
 

 

 

 

 

1月9日、和合の人たちでどんと焼きをやりました。
まず芯になる長い竹を立てて、その中に薪や太い竹をくくりつけます。

年始6日に降った雪が、日陰の畑ではまだだいぶ残っています。

年々動ける人も少なくなっていて、最初の竹を立てるのにも一苦労です。

集落によっては焚き物を集めただけで、火をつけるところもあるようです。

昔は子どもたちだけで作ったという話しを聞いていますが、遠い世界の話しのようです。

どんと焼き

その後、ヒノキ、スギ、松の青い葉を飾りつけ、一番外側に家々から集めた正月飾りや書初めなどを置いていきます。

 

どんと焼き

昔は15日の小正月の行事でしたが、15日の成人の日の休日が移動したので、それ以来不定期に開催されています。

夕方から点火。

どんと焼き

倒れて熾火になったところで、お餅やイワシなどを焼いて楽しみました。

 


旧道歩き

和合は今の国語教育の基礎を創った西尾実先生の生まれ育った場所です。
その西尾先生が子どもの頃、分校から本校まで通ったとされる旧道を歩くツアーに参加しました。
集合場所は和合小学校の帯川分校跡地。
大イチョウの木の下からスタートです。

旧道歩き

ここから巾川のワセグリという家へ歩き、その家の前から急な山道を一気に登ります。
昔はこの道を通って家から田んぼまで通っていたという話も聞きました。

一気に息が上がり、昔の人の健脚ぶりに頭が下がる思いです。

旧道歩き

ところどころ紅く色づく葉に元気付けられ、さらに上を目指します。
旧道歩き
途中は倒木がありワイルドな道のり。
本来の道は倒木が激しく先へ進めないとのことで、沢を渡ってう回路を行きました。
落石に注意しながら慎重に進みます。

 

旧道歩き旧道歩き

一番の難所を抜けると見晴らしのよい町道へ出ました。ここまで来るとほっとします。しばし休憩。
ここは黒田というところです。
旧道歩き

旧道歩き

 

アスファルトの緩やかな道をおしゃべりに花を咲かせながらゆっくりと行きました。ちょうど紅葉真っ盛り。贅沢な紅葉狩りのツアーです。

旧道歩き

旧道歩き

見晴らしの良い田代で早めのお昼ご飯。お日様の光を浴びながらの外ご飯は最高です。

旧道歩き


旧道歩き

 

あとは下るばかり。眺望の良いスポットからは雪をいだたく南アルプスの姿も!話の坂を下っていくと集落が見え始めゴールは目の前です。

旧道歩き

ゴールの本村の熊野神社へ着き、無事に帰ってきたことを神様に報告しました。
西尾先生の歩んだ道すがら、和合の言い伝えの場所に立ち寄りながら和合をより知ることが出来た山歩きツアーでした。

 

 



最近すっかりあったかくなって和合の桜も一気に咲きました。
桜

和合の桜の名所、寺村の林松寺の枝垂れ桜も満開です。
桜

入り口ではすみれや水仙もお出迎え。

和合も花の季節を迎えました。
桜

階段を登っていくと先には桜のパレード。
誰もいない境内を鳥の声を聴きながらのお花見は風情があります。
桜

境内の枝垂れ桜も空一杯に枝を拡げてその美しさを誇っています。
和合の春を満喫しています。

 

桜
桜


日吉を通っている県道46号線を走っていたら、枯れ木ばかりの風景に桃がたくさん花を咲かせていました。

桃

安野久兵衛さんの畑です。

荒れていないので、誰かが手をいれているようです。

桃


春

昨日の冷たい雨とはうってかわって、今日は暖かい日差しに恵まれました。
和合も春本番です。

今年はちょっと早いかな、という感じ。

庭の木陰で福寿草が咲いていました。

春

梅も満開です。

春

冬の間じっとしていたヤマミツたちも盛んに花粉を運んでいます。
花粉は幼虫に食べさせるので、もう産卵が始まっています。

春

オオイヌノフグリ、2月ごろから咲いていましたが、この花は長く咲いています。

春

11月に定植した玉ねぎも元気になってきました。

春

今月末に植えるジャガイモの種芋。
浴光育芽といって、陽に当てると芽が強くなります。


2月27日(土)~3月5日(金)までの一週間
和合最古の屋敷、指定文化財として保存されている宮下家にて
土雛祭りが行われています。

土雛まつり

土雛まつり

土雛だけでなく、7段飾りのひな人形や家主さんの奥様による手作りのつるしびな飾られています。
とても華やかな空間に子どもたちもうっとり。 土雛まつり
土雛まつり
土雛まつり

土雛はお雛様だけでなく、昔話に出てくる主人公や七福神、高砂人形など多彩。
昔は子どもが生まれると土人形を贈る風習があったそうで、宮下家や和合の各家に保管してあった土人形が寄付され、ここに集まっているとのこと。
色も鮮やかで、保管状態がよく、目を楽しませてくれます。

土雛まつり
土雛まつり
お庭には福寿草が咲いていて、梅のつぼみもほころびかけていました。
池の水は凍っていましたが、もう春の訪れを感じさせてくれます。

土雛まつり


 

炭焼き

和合小学校では3年前から地域の産業を学ぶ総合学習の時間に高学年が炭焼きの授業を行っています。
今の卒業生が炭焼きをやりたいと先生にお願いし、当時の和合在住の用務員さんがドラム缶で炭焼き窯を手作りしてくれて実現しました。
もう3年目とあって先生たちも経験を積んできて毎年工夫を加えています。

炭焼き

とはいっても学校の先生だって炭焼きは初心者。
近所に住む炭焼き名人が先生となって指導に来てくださいました。

 

炭焼き

雪が降る中、炭焼きの授業の開始です。
炭にする薪は去年の卒業生が山で伐採してきたもの。隙間なく窯に詰めていきます。

炭焼き

炭焼き

炭焼き

炭焼き

炭焼き

薪が入ったら赤土で隙間を埋めて蓋をし、さらに土を乗せて密閉していきます。
わずかな隙間や空気の通り道が炭の出来に影響するそうです。子どもたちも先生も真剣そのもの。

 

炭焼き

最後に火入れ。和合の子どもたちは日常的に火を扱っている家が多いので、火おこしは得意中の得意。
すぐに火がついて白い煙がえんとつからもくもくと出始めました。

ここから数日かけて火の具合を見ながらじっくりと炭を焼いていきます。今年の出来上がりも楽しみです。


どんと焼き

一昨日10日に、どんと焼き開催しました。
新型コロナで多くの行事がなくなる中、野外で行うどんと焼きは密にはならないし、寒くて短い時間で終わるのでひとまず安心です。

上和合の畑は、今の時期は一番陽当たりが短い季節。
降った雪も解けずに凍っています。

どんと焼き

どんと焼き

高いところにダルマを飾ってご満悦。

どんと焼き

どんと焼き

どんと焼き