和合出身で名古屋にお住まいの佐々木さんという方から、この和合カメラに連絡がありました。
巾川の屋号は表(おもて)という家がご実家とのこと。お彼岸にお墓参りのため帰省されていたので、お会いしてきました。
佐々木家のお墓は、一家のお墓ではなく、それぞれの代で墓石を立てているので、大変沢山あります。
中には下伊那で一番古いかもしれない、と研究者に言われている墓石もあります。
2枚目の写真は弘法太子の坐像で、佐々木さんが子どもだったころは、巾川、帯川地域の人が4月に集まっておまつりをしたそうです。和合で弘法太子の話を聞くのは初めてでした。
3枚目の左端の小さい墓石は、家のそばで行き倒れになった人を引き取って弔ったものだそうです。佐々木さんの家の前を昔の遠州街道(今の国道151号線)が通っていて行き交う人も多かったそうです。