和合小学校で炭焼き

 

炭焼き

和合小学校では3年前から地域の産業を学ぶ総合学習の時間に高学年が炭焼きの授業を行っています。
今の卒業生が炭焼きをやりたいと先生にお願いし、当時の和合在住の用務員さんがドラム缶で炭焼き窯を手作りしてくれて実現しました。
もう3年目とあって先生たちも経験を積んできて毎年工夫を加えています。

炭焼き

とはいっても学校の先生だって炭焼きは初心者。
近所に住む炭焼き名人が先生となって指導に来てくださいました。

 

炭焼き

雪が降る中、炭焼きの授業の開始です。
炭にする薪は去年の卒業生が山で伐採してきたもの。隙間なく窯に詰めていきます。

炭焼き

炭焼き

炭焼き

炭焼き

炭焼き

薪が入ったら赤土で隙間を埋めて蓋をし、さらに土を乗せて密閉していきます。
わずかな隙間や空気の通り道が炭の出来に影響するそうです。子どもたちも先生も真剣そのもの。

 

炭焼き

最後に火入れ。和合の子どもたちは日常的に火を扱っている家が多いので、火おこしは得意中の得意。
すぐに火がついて白い煙がえんとつからもくもくと出始めました。

ここから数日かけて火の具合を見ながらじっくりと炭を焼いていきます。今年の出来上がりも楽しみです。


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