宮沢のかぢやの代掻きです。
庭の花はなんでしょう?
宮沢(屋号)の田んぼでしょうか。
もうすぐ田植え?
90歳になるさよさんが一人でやっている畑仕事。
「遊んでばっかりおるに」という割には、里芋もこんにゃくも植えちゃったしナスやウリなど夏野菜を植えるとこは畝ができていてマルチまではってあるし‥準備万端恐るべしであります。
今年はさよさんの畑の一画にこんにゃくを植えさせてもらえることになりました。
というのは、さよさんの一年の畑仕事しっかり学びたいから通う口実でもあります。
早速 こんにゃく植えの魔法の棒を貸してくれるって!
うれしい。
畑苗代の先生から拝借した先代から伝わる魔法の棒です。
種もしかけもございません。
角棒に印があるだけなのですが、苗代の縦横のサイズが実に測りやすくできているのです。
一年に一度しか使わないのに、こんなにツルツルになっていて歴史を物語っています。
手にとっただけで元気が出てスイスイ仕事がはかどります。
カトウさんの畑苗代、発芽してました。
網は鳩が種籾を食べるのを防ぐためだそうです。
美味しいですよ。
12日にモミまきした苗箱、今日の状態です。
籾まきから5日。
芽が出て、5cmほどになっていました。
育苗器という加温設備に入れた状態で発芽させて、その後は田んぼに並べてトンネルをかけます。
稲の苗は普通水につけた状態で育てます。
が、「畑苗代」というやり方では、水をつけずに稲苗を作り
田んぼに植えたとたん、「水を得た稲のように」嬉しくてぐんぐん成長する姿に
は惚れ惚れします。
以前挫折した憧れの畑苗代に今年再度挑戦できることになり、
大先生に教えを乞うて、お手伝いをさせてもらいました。
「よう芽が出とるら〜?」と嬉しそう。
整然と準備されたまき床、覆土。
一つひとつの手順もすべて長い歴史の知恵が詰まっていて
感激することがたくさんありました。
今年は、天気が応援してくれて、
苗床を準備してから、雨がしっかり降って
籾まきの後晴れて温度が上がるという好条件に恵まれました!
いいぞ、いいぞ〜♪